【VITURE Luma Ultra XR/AR グラス レビュー】スマホもテレビもいらない。空間に映像が浮かぶ時代へ

こんにちは、イツキ(@saigalog)です。
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」を装着して最初に感じたのは、「ディスプレイを見ている」という感覚ではなく、「空間に映像が存在している」という違和感のない没入でした。
従来のXRグラスは“目の前に大画面がある”という表現がしっくりきましたが、本機はそれとは少し違います。
視界の中に自然に固定されたスクリーン、あるいは現実空間に重ねて表示される情報として映像が存在し、頭を動かしてもその位置関係が崩れない。
この“空間認識”の精度が、これまでの製品と一線を画しています。
その中核にあるのが、6DoF対応とハンドジェスチャー、そして2D映像をリアルタイムで3D化するImmersive 3Dです。
※VITURE Luma Ultra XR/AR グラスは Pro ネックバンドをはじめ、macOSやWindows でも6DoF
に対応しています。(※macOS と Windows の場合は、SpaceWalkerを通して6DoFに対応可能です。)
単なる映像表示デバイスではなく、「操作できる空間」として成立している点が、この製品の最大の特徴と言えるでしょう。
本記事では、実際の使用体験をもとに、ネックバンド・モバイルドック・コントローラーそれぞれとの組み合わせでどこまで体験が変わるのかを検証していきます。
メリット
デメリット
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
目次
VITURE Luma Ultra XR/AR グラスの使用感
実際にグラスを装着して最初に感じたのは、「思ったより“画面”ではなく“空間”として見える」という点です。
目の前に浮かぶ映像は単なるディスプレイではなく、視界の奥に固定された仮想スクリーンのように感じられ、特に動画再生時は“目の前に巨大なモニターがある”というより、“その場に映像が存在している”ような没入感があります。
1200pの高解像度と高輝度によって、屋内外問わず視認性は非常に高く、カフェや移動中でもしっかり映像に集中できました。
「VITURE Pro ネックバンド」と組み合わせることで体験は一段階変わります。
単なる表示デバイスではなく、“操作できる空間”になるのが大きな違いです。
特にハンドジェスチャー操作は直感的で、指先の動きでUIを操作する感覚はかなり未来感があります。
慣れるまでは多少の学習コストはありますが、一度理解するとコントローラーを持たずに操作できる快適さは明確にメリットです。
スマートフォンアプリ「Neckband Remote」を使った操作も実用的で、細かい操作やテキスト入力はスマホ側で行う方がスムーズです。
用途に応じて“空中操作”と“スマホ操作”を切り替えられるのは完成度の高さを感じるポイントでした。
また、コントローラー操作にも対応しているため、状況に応じて最適な入力手段を選べる柔軟性があります。
さらに6DoFに対応している点も重要で、視点移動に応じて映像が自然に追従することで、“ただ見る”から“空間内にいる”体験へと変わります。
ARコンテンツではこの差が顕著で、Sola SystemやGhost Partyのようなコンテンツでは、現実空間と仮想オブジェクトが自然に融合する感覚がしっかり得られました。
動画視聴においては、Immersive 3D機能の存在も大きく、通常の2D映像でも奥行きが加わることで、映像への没入感がワンランク上がります。
映画やライブ映像との相性が特に良く、「ながら視聴」というより“しっかり観る体験”に寄せることができます。
「VITURE Pro モバイルドック」を使った体験は、「XRグラスをゲーム用ディスプレイとして使う」ことに特化しています。
特にNintendo Switchとの組み合わせでは、従来の“携帯モード”とはまったく違う体験になります。
目の前に大画面が展開されるため、携帯機でありながら据え置き機に近い没入感でプレイできます。
実際にプレイしてみると、遅延や違和感はほとんど感じず、アクションゲームや対戦ゲームでも問題なく遊べるレベルです。
移動中やカフェでも“据え置き環境”に近いプレイができるのはかなり大きなメリットです。
また、このドックの強みは単なる接続機器ではなく、13,000mAhのバッテリーを内蔵している点です。
長時間プレイでも電源を気にする必要がなく、外出先での安心感が高い設計になっています。
さらに、グラスを2台同時接続できるため、映画を一緒に観たり、対戦・協力プレイを共有できるのもユニークなポイントです。
Switch 2用のドックカバーを使えば、本体と一体化したようなコンパクトな運用も可能で、「持ち運べる据え置き機」という使い方が現実的になります。
「VITURE x 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」を組み合わせた場合、XRグラスの体験は一気に“ゲーム機”として完成します。
特にアクションゲームやFPSでは、タッチ操作やジェスチャーよりも圧倒的に安定した入力が可能で、プレイの快適さが段違いに向上します。
実際に使ってみると、接続の安定性や入力遅延はほとんど気にならず、通常のゲーム機と同じ感覚で操作できます。
グラスの大画面表示と組み合わせることで、“どこでもゲーム環境”が成立するのはかなり強力です。
また、ネックバンドとの併用時にも違和感はなく、
- UI操作 → ジェスチャー
- ゲーム操作 → コントローラー
といった役割分担ができるため、使い勝手としても理にかなっています。
軽く触れる程度でも十分ですが、ゲーム用途を想定するならほぼ必須に近い存在だと感じました。
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」は単体でも高品質な映像体験を提供しますが、ネックバンドやモバイルドック、コントローラーと組み合わせることで、その本質が見えてきます。
“ただの表示デバイス”ではなく、“持ち運べる個人専用空間”として完成するのがこの製品の強みです。
動画視聴、AR体験、ゲームといった用途ごとにデバイスを組み合わせることで、自分の使い方に最適化できる柔軟性があり、従来のスマホやタブレットとはまったく異なる体験を提供してくれるプロダクトだと感じました。
VITURE Luma Ultra XR/AR グラスの同梱物
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」の外箱は遊び心のあるポップなデザインです。

裏面には製品の仕様が記載されています。

同梱物として以下のものが入っています。

VITURE Luma Ultra XR/AR グラスの同梱物
- VITURE Luma Ultra XR/AR グラス
- 収納ポーチ
- 調整用ノーズパッド×3
- 接続用USBケーブル
- クリーニングクロス
- クイックスタートガイド
接続用USBケーブルは片側がUSB Type-Cで、もう片側はマグネット式になっています。


収納ポーチに「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」を入れて持ち運べます。


その他にクリーニングクロスや調整ノーズパッドなど付属しています。






VITURE Luma Ultra XR/AR グラスの周辺デバイス
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」には数多くの周辺デバイスが用意されています。
VITURE Luma シリーズ専用 レンズフレーム
「VITURE Luma シリーズ専用 レンズフレーム」は、-4.0D以上の強い近視や乱視がある方向けのレンズフレームです。


同梱物はレンズフレームの他にクイックスタートガイドが入っています。

フレーム部分はグレーの半透明になっています。


マグネット式で「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」の内側に貼り付けて使用します。


VITURE Pro ネックバンド
「VITURE Pro ネックバンド」の外箱はグレー基調で、裏面には製品の仕様が記載されています。


同梱物は収納ポーチとUSB Type-Cケーブル、クイックスタートガイドです。

USB Type-Cケーブルは充電用です。

収納ポーチに「VITURE Pro ネックバンド」を入れて持ち運びできます。


「VITURE Pro ネックバンド」の外観は黒基調で、折りたたみ式になっています。


先端の側部には操作ボタンがあります。

先端にはUSB Type-Cポートやレンズがあります。

「VITURE Pro ネックバンド」から伸びている接続用ケーブルは「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」に接続し、USB Type-Cポートで充電できます。


名前のとおり首にかけて使用し、軽量なのでストレスがありません。

VITURE Pro モバイルドック
「VITURE Pro モバイルドック」の外箱はグレー基調で、裏側には製品の仕様が記載されています。


同梱物はUSB Type-Cケーブルとクイックスタートガイドです。

USB Type-Cケーブルは各種デバイスと接続するためのケーブルです。

「VITURE Pro モバイルドック」の外観は黒基調で、アクセントカラーにオレンジが使われたクールなデザインです。

右側には電源ボタンがあり、その横にバッテリー残量を示すインジケーターがあります。


側面には各種ポートがあり、中央のUSB Type-CポートはUSBケーブルで各種デバイスに接続します。


実際にNintendo Switch 2に接続して使うときはこのような構成になります。

裏面には製品の仕様が記載されています。


VITURE Nintendo Switch用 モバイルドックカバー
「VITURE Nintendo Switch用 モバイルドックカバー」の外箱は黒基調で、裏面には製品の仕様が記載されています。


同梱物はこんな感じ。

「VITURE Nintendo Switch用 モバイルドックカバー」の外観は黒基調でシンプルなデザインです。


表面、裏面にNintendo Switchと「VITURE Pro モバイルドック」をそれぞれ装着し、一体化することができます。




VITURE Nintendo Switch 2用 モバイルドックカバー
「VITURE Nintendo Switch 2用 モバイルドックカバー」の外箱は、グレー基調で裏面には製品の仕様が記載されています。


同梱物はこんな感じ。

「VITURE Nintendo Switch 2用 モバイルドックカバー」は黒基調で、パーツが2つに分かれています。




「VITURE Pro モバイルドック」とNintendo Switch 2を固定し、2つを一体化することができます。





VITURE x 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー
「VITURE x 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」の外箱はグレー基調で、裏面には製品の仕様が記載されています。


同梱物はUSB Type-Cケーブルとクイックスタートガイドです。

USB Type-Cケーブルは充電用です。

「VITURE x 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」はグレーの半透明で、Nintendo Switchのプロコントローラーと同じボタン配列になっています。


今回私は「Switchレイアウト」を選択しましたが「Xboxレイアウト」もあります。
上部の中央には充電用のUSB Type-Cポートがあります。




左右にはおなじみのL1,L2,R1,R2の他にL4,R4があります。




好きなボタンを割り当てることができます。
手前から見るとこんな感じ。


裏面の中央にはラベルが貼られています。


コンパクトなサイズ感で手にフィットした形状になっています。


VITURE Luma Ultra XR/AR グラスのスペック
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」は“画面”ではなく“空間”を持ち歩くXRグラスです。


本体のスペックは以下のとおり。
スクロールできます
| 製品名 | VITURE Luma Ultra XR/AR グラス |
|---|---|
| 本体サイズ | 170×152 × 51 (mm) |
| 重さ | 86 g |
| ディスプレイ | Micro OLED |
| 解像度 | 最大1200p(片目1920×1200 / 両目3840×1200) |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| 視野角(FOV) | 約52° |
| 仮想スクリーンサイズ | 最大約152インチ相当 |
| 輝度 | 最大1500ニト |
| コントラスト比 | 100,000:1以上 |
| 色域 | sRGB 108% |
| 3D機能 | 2D/3D切替対応・リアルタイム2D→3D変換(Immersive 3D) |
| トラッキング | 6DoF対応(ネックバンド / PC経由) ※VITURE Luma Ultra XR/AR グラスは Pro ネックバンドをはじめ、macOSやWindows でも6DoF に対応しています。(※macOS と Windows の場合は、SpaceWalkerを通して6DoFに対応可能です。) |
| 操作方法 | ハンドジェスチャー対応 |
| カメラ | RGBカメラ + デュアル深度カメラ |
| オーディオ | HARMANチューニング 空間オーディオ内蔵 |
| 近視調整 | 最大 -4.0D |
| IPD調整 | 58〜70mm |
| 調光機能 | 電子調光フィルム(透過率0.5〜40%) |
| 明るさ調整 | 9段階 |
| 音量調整 | 9段階 |
| 接続方式 | USB-C(DP対応)/ マグネット接続 |
| 対応OS | iOS / Android / Windows / Mac |
| バッテリー | 非搭載(外部電源) |
外観
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」は全体がグレーの半透明で、少しゴツめのサングラスといった外観です。




正面から見るとこんな感じ。


左右のレンズは薄いグレーの色味がついています。




上から見るとこんな感じ。


左右にはピント調整ダイヤルがあり、視力の調整が可能です。


内側はこんな感じ。


レンズの内側は普通のサングラスとは違い、特殊な形状になっています。




左右のつるには音量や輝度調整、2D/3D切り替え、調光パネルON/OFFのボタンが配置されています。




つるの先にあるマグネット式の端子にケーブルを接続して使用します。




つるの側面にはVITUREのロゴがプリントされています。


装着すると普通のサングラスより少し大きめにはなりますが、一般的なVRゴーグルよりかなりスッキリとした見た目になります。


サイズ・重量
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」のサイズは170×152 mmです。


高さは51 mm。


スマホ(iPhone 15 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感。






各種デバイスはコンパクトで収納しやすく、取り回しやすく設計されています。








各種デバイスの重さはそれぞれ以下でした。


















- Luma Ultra XR/AR グラス:86 g
- 収納ポーチ:146 g
- Luma シリーズ専用 レンズフレーム:6 g
- Pro ネックバンド:173 g
- Pro モバイルドック:355 g
- Nintendo Switch用 モバイルドックカバー:63 g
- Nintendo Switch 2用 モバイルドックカバー:80 g
- VITURE x 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー:228 g
機能
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」は大きくわけて3つの接続方法で使用することができます。
SpaceWalker(iOS / Android)
iOS / Androidのアプリ「SpaceWalker」をスマホにインストールします。
アプリと起動すると以下の画面になるので、スマホと「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」をUSBケーブルで接続します。




アプリ画面は以下のようになり、マウスやレーザーポインターとして使うことができます。


起動すると以下のようなホーム画面が表示されます。


画面下部のドック、または各種アイコンからインストールされているアプリを起動できます。






スマホに保存されている画像や動画を閲覧できます。




YouTubeやNetflixなど動画アプリを大画面で楽しむことができます。




VITURE Pro ネックバンド
iOS / Androidのアプリ「Neckband Remote」をスマホにインストールします。
アプリ画面は以下のようになり、マウスやレーザーポインターとして使うことができます。


画面には各種アプリが並んでいるので選択して起動します。


「VITURE Pro ネックバンド」はUSB Type-C接続できるディスプレイに対応しています。


各種アプリに対応し、PlayStationやXboxのリモートプレイにも対応しています。


ハンドジェスチャーで操作でき、AIアシストにより「Hey Vizard」と呼びかけることでも操作できます。


VITURE Pro モバイルドック
「VITURE Pro モバイルドック」にNintendo Switch 2などのゲーム機を接続すれば、大画面で快適に遊ぶことができます。






「VITURE Pro モバイルドック」に2台の「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」を接続すれば同じ画面を同時に見ることができます。


「VITURE Pro モバイルドック」は13000mAhのバッテリー搭載しているので、Nintendo SwitchやSteam Deckのバッテリーをさらに伸ばして連続して遊ぶことができます。


VITURE Luma Ultra XR/AR グラスのレビューまとめ
本記事では「【VITURE Luma Ultra XR/AR グラス レビュー】スマホもテレビもいらない。空間に映像が浮かぶ時代へ」について書きました。
「VITURE Luma Ultra XR/AR グラス」は、単なるガジェットというよりも「体験のフォーマットそのもの」を変えるデバイスです。
ネックバンドで空間操作を、モバイルドックでゲーム体験を、コントローラーで入力精度を補うことで、用途ごとにまったく異なる顔を見せる柔軟性があります。
まだ発展途上な部分はあるものの、「これからの標準になり得る使い方」を先取りできるという意味では、非常に完成度の高いプロダクトだと感じました。
メリット
デメリット















