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こんにちは、今ではANCが搭載していない完全ワイヤレスイヤホンはなかなか選べなくなったイツキ(@saigalog)です。
ANCと言えば少し前まで上位モデルに搭載された機能でしたが、今となってはもはや当たり前。
むしろそれをベースに、他の機能や専用アプリなどで差別化を図る時代になってきました。
今回レビューする「QCY HT05」は、その代表例とも言えるリーズナブルであらゆる機能が搭載されたコスパに優れた完全ワイヤレスイヤホンです。
見た目に大きな特徴はないものの、シンプルで誰でも使いやすいデザイン。
ANCはもちろん、風切り音カット機能もついているため自転車に乗りながらの音楽も快適に楽しめます。
また10mmドライバー搭載で、全体的に解像度が高く正直この価格帯のイヤホンとは思えない音質を実現しています。
本記事では音質や機能面に優れ、お財布にも優しい完全ワイヤレスイヤホン「QCY HT05」について詳しくレビューしていきます!
※この記事はメーカー様より製品をご提供いただき、作成しております。
「QCY HT05」の外箱は、グレー基調で黄色をアクセントカラーにしたシンプルなデザインです。
![QCY HT05 外箱](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_002.jpg)
裏面には製品の仕様が記載されています。
![QCY HT05 外箱裏面](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_004.jpg)
同梱物として以下のものが入っています。
![QCY HT05 同梱物](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_006.jpg)
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーピース
- 充電用USB Type-A to Cケーブル
- 取扱説明書
イヤーチップはS、M、Lの3種類のサイズが付属しています。
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_010.jpg)
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_012.jpg)
![イツキ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpg)
イヤホンには元からM1サイズが装着されています。
USB Type-A to Cのケーブルの長さは約15 cmでした。
![QCY HT05 USBケーブル](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_008.jpg)
「QCY HT05」はANCや風切り音カット機能を搭載し、専用アプリ完備でコスパに優れた完全ワイヤレスイヤホンです。
![QCY HT05](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_069.jpg)
カラーバリエーションは今回レビューしている「ブラック」をあわせて全2色。
![QCY HT05 カラーバリエーション](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_077.jpg)
本体のスペックは以下のとおり。
モバイルは左スライドで全表示製品名 | QCY HT05 |
本体サイズ(イヤホン) | 36 × 19 × 20 (mm) |
本体サイズ(充電ケース) | 55 × 55 × 29 (mm) |
重さ(イヤホン) | 5 g(合計10 g) |
重さ(充電ケース) | 40 g |
充電時間 | 約2時間 |
連続再生時間 | 最大7.5時間 |
入力 | 5V 400mA |
対応プロファイル | HFP/A2DP/AVRCP |
外観
充電ケースの外装は黒で統一されており、フタにはQCYのロゴのみとシンプルなデザインです。
![QCY HT05 充電ケース](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_014.jpg)
充電ケースの正面にはインジケーターがあります。
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_018.jpg)
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_028.jpg)
側面には充電用のUSB Type-Cの入力ポートがあります。
![QCY HT05 充電ケースUSB Type-Cポート](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_020.jpg)
付属のUSB Type-A to Cケーブルを電源に接続して充電できます。
![QCY HT05 充電](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_046.jpg)
充電中は正面にあるインジケーターが赤く点灯します。
![QCY HT05 インジケーター点灯](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_048.jpg)
底面は特に装飾などなくまっさらです。
![QCY HT05 充電ケース底面](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_022.jpg)
フタを開けると左右のイヤホンが収納されています。
![QCY HT05 充電ケース開けたところ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_032.jpg)
ケースの手前側にはボタンがあります。
![QCY HT05 充電ケースボタン](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_026.jpg)
フタの内側には製品の仕様や各種マークがプリントされています。
![QCY HT05 充電ケースフタ内側](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_059.jpg)
イヤホンをケースから取り出してみたところ。
![QCY HT05 イヤホンを出したところ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_030.jpg)
イヤホンも充電ケースと同じカラーリングで、マットな仕上がりです。
![QCY HT05 イヤホン](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_038.jpg)
実際に耳につけてみるとこんな感じ。
![QCY HT05 装着](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_064.jpg)
下の360度回転画像は、左右にスワイプ(ドラッグ)することで製品を回転させて見られます。
![](https://gadgerba.com/wp-content/plugins/spin360/dragtospin.png)
サイズ・重量
「QCY HT05」の充電ケースのサイズは55 × 55 mmです。
![QCY HT05 充電ケースサイズ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_078.jpg)
厚さは29 mm。
![QCY HT05 充電ケース厚さ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_079.jpg)
イヤホンの全長は36 mm、奥行きは20 mmです。
![QCY HT05 イヤホンサイズ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_080.jpg)
イヤホンの横幅は19 mmでした。
![QCY HT05 イヤホン幅](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_081.jpg)
スマホ(iPhone 13 Pro)と比較するとこんな感じのサイズ感です。
![QCY HT05 スマホと比較](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_058.jpg)
手のひらサイズでとてもコンパクトです。
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_054.jpg)
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_056.jpg)
充電ケースの重さは40 g。
![QCY HT05 充電ケース重さ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_050.jpg)
イヤホンはペアで10 gです(片方5 g)。
![QCY HT05 イヤホン重さ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_052.jpg)
機能
まずは誰もが一番最初にやるペアリングを行いましょう。
![イツキ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpg)
手順は少なくかんたんです♪
一度ペアリングを済ませてしまえば、あとは充電ケースから取り出した際に自動的に電源がオンになり、端末にすぐに接続できます。
![QCY HT05 自動接続](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_030.jpg)
「QCY HT05」は最大40dBの高精度なノイズ低減を実現しています。
![QCY HT05 ANCノイズ低減](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_071.jpg)
![イツキ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_icon_new.jpg)
ANCは3段階で強度調整ができ、周りの騒音をバッチリカットしてくれるので音楽を集中して聴くことができます!
10mmドライバーを搭載し、全帯域にわたりバランスよく音楽を再生します。
![QCY HT05 立体サウンド](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_072.jpg)
![イツキ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_odoroki_icon_new.jpg)
低音域に少しだけ物足りなさは感じるものの、全体的にクリアでこの価格帯とは思えないほどレベルの高い音質です!
風切り音も自動でカットします。
![QCY HT05 風切り音カット](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_073.jpg)
周囲の音を拾う6つのマイクを組み合わせて、騒音をフィルタしてクリアな音声通話を実現しています。
![QCY HT05 クリアな通話](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_074.jpg)
最大30時間の再生が可能で、5分で1時間再生の急速充電にも対応しています。
![QCY HT05 最大30時間再生](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_076.jpg)
専用アプリ「QCY」でイコライザーや、各種設定が行なえます。
![QCY HT05 アプリ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_075.jpg)
「QCY」アプリを使えば、イヤホンの管理がさらに便利になります。
ホーム画面では左右イヤホンのバッテリー残量の確認ができます。
![QCY HT05 アプリ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_084-516x1024.jpg)
音声画面ではカスタムサウンドやノイキャンモード、オーディオバランスを設定できます。
![QCY HT05 アプリ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_085-516x1024.jpg)
カスタムサウンドではポップやベースなど5つのプリセットに加え、自分好みに音域をカスタマイズできます。
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_086.jpg)
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_087.jpg)
![イツキ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpg)
イコライザーを変えると驚くほど音質が変わるので、ぜひ好みの音を探してみてください!
ノイキャンモードではノイズキャンセリングと外音取り込みを選択でき、それぞれシーンにあわせて強度を調整できます。
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_088.jpg)
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_089.jpg)
設定画面ではイヤホンのタップ操作のカスタマイズや、ゲームモード・スリープモードのON/OFFなどが行なえます。
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_090-463x1024.jpg)
![](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_091.jpg)
イヤホンが見つからないとき、音を鳴らして探すこともできます。
![QCY HT05 アプリ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_092-510x1024.jpg)
その他の設定ではデバイスの名前の変更や、デバイス情報などを確認できます。
![QCY HT05 アプリ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_093.jpg)
ユーザー画面では自動ポップアップのON/OFFやヘルプ、フィードバックが確認できます。
![QCY HT05 アプリ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2023/06/QCY-HT05_094-524x1024.jpg)
![イツキ](https://gadgerba.com/wp-content/uploads/2020/06/itsuki_egao_icon_new.jpg)
スマホアプリは「QCY HT05」の最大のメリットでもあるので、ぜひインストールして使いこなしましょう♪
本記事では「【QCY HT05 レビュー】こんなに安くていいの!?ANCや風切り音カット機能を搭載し専用アプリ完備で良コスパの完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
価格は6,000円前後と、これほどの機能がのった完全ワイヤレスイヤホンとしてはまさに破格の安さと言える本製品。
シンプルなデザインで機能豊富な完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ「QCY HT05」をチェックしてみてはいかがでしょうか。